欧米において、過剰適応という概念はあまり知られておらず日本特有のものと考えられているそうです。海外で類似する概念としては、ひとつに「完璧主義」があります。

この『はたらくひと』カテゴリーは、職員間で話題にする資料を参考としてアップするものです。

出展元へのリンクは貼っていません。

出展元は、【法政大学　過剰適応をめぐる考察】です。

☆http://cdgakkai.ws.hosei.ac.jp/wp/wpcontent/uploads/2021/05/gb202005.pdf

以下、本田秀夫先生の抜粋です。

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2-5　発達障害と過剰適応
発達障害と過剰適応も関係が深い。本田（2018）は、ASD（自閉症スペクトラム）傾向の人には、「建前」（≒「外的適応」）と「本音」（≒「内的適応」）をうまく使い分けられず、建前への適応が過剰になってしまったり、複眼視的な物の見方をすることが難しいため、社会規範を守ることに意識を向けすぎてしまうなどの状態がみられるとする。