2年前の大きな事故のときに発行したおたよりを改めて配布しています。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
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2019年5月9日
子どもが巻き込まれる痛ましい事故が続いています。子どもと扉でも、改めて外出時の安全について、話し合いを持ちました。
今日は、公園までカートに乗って出かけました。いつも通る〔〇〇〇〕の交差点は、少しカーブがついていて、大きなトラックも割と早いスピードで通り過ぎて行きます。カートで信号を待つ位置はどこが良いのか、実は前々から話題に上っていた箇所です。これまでより車道から距離を取ってカートを停止させ、直進で車通りの少ないルートで行けるように、道順の変更を行いました。
保育中の安全は、子どもの状態やその日の天候で差があります。交通については、年末年始といった時期的なもの、寒川神社の大きな祭礼などでも変化があり、同じような日は1日もありません。
対策とは何事も、完璧を求めることは不可能ですが、保育者が繰り返し話題にすること、話し合いをすることで、常に安全意識を高く持ち続けたいと考えます。
保護者のみなさまにおかれましては、送迎時には気持ちや時間のゆとりを持って、くれぐれも安全にお越しください。毎日が無事故でありますように。下に、保育の中での取り組み例を挙げておきます。どれも簡単なことですが、長い目で見ても子どもたちのために必要なことばかりです。よろしくお願いいたします。
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身の安全に関わる 子どもたちに教えていること
- 前や周りを見る。
- 行きたい方向に、直進だけでなく回り込んで進んで行く。(迂回する)
- 待つ
- 聞く
- 前を見て歩く、走る。(前から人や自転車が来たら、避けるため。)
- 指をさされた方向を、一緒に見る。
- 外に出るときは帽子をかぶる。
- 外では、先生と手をつなぐ。
- 横断歩道では手を上げて渡る。(ドライバーに動作で意思をはっきり伝えるために、声掛けは、「手をあげます」ではなく、「わたります」で行っています。)