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暮らしの、療育活動

午前クラスで、夏祭りの準備をしました。


絵の具を使っての、海作り。今年の夏祭りは、『さかな』がテーマだから、

ダイナミックに絵の具をはみ出させて使った ブルーシート


午後クラスは、それを 中庭で綺麗にすることにします。

雑巾がけや洗い物などの暮らしのスキルを、遊び療育の一環として行っています。

何気ない日常のようですが、
どんぐりから家庭に持ち帰る 暮らしのスキルとして、
自然に身につけることができる良い機会と思って、見ています。

雑巾がけをする子どもたちの身体の使い方は、

足を踏ん張って床を磨くことで、筋力やバランス感覚を巧みに使っていることが分かります。
どこに汚れがあるかを見つけ、それをきれいにする過程で 視覚と運動のつながりも必要になります。


このお仕事が大得意な年長さんが、「こうやってやるといいんだよ」と言って、シートの目に沿って見せます。
やり終えた後の 「もう綺麗になったね」 の一言は、達成感でいっぱい。

シャボン玉をした時のストローや、絵の具を使ったあとの筆の洗い物をする際には、

手を使って皿やコップをしっかり持ち、汚れを洗い流すために左右の手で違う動きをする

細かい動作が求められます。


水の感触が好きな子にとっては、本当に楽しいお仕事

活動が、今日のように流れのなかで、日常生活に近いことで展開できると私たちも満足感高く、
『暮らしの活動』を通じて、どんぐりでの子どもの姿と、家庭での子どもの姿とがつながって、活躍の場が増えると良いなと思います。

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