どんぐりに
明るい、お子さんがいます。
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私たちはこのように発達支援を事業として行っていますが、それはそれとして もうそれ以前に ”親” なので、
悩まない子育ては無い、のは当たり前。
我が身の子育ても思い出しつつ、どうすれば悩みや不安に対して 少しの助けになるかを考えて、 どんぐりファイルを前に毎回、毎日の療育の記録を身を削ぐようにして文面を紡ぎます。
明るいということは、気持ちの中に(文字通り)ちょっとした光が射したように感じるところがありました。
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今日は粘土を使って、言葉を学んでいます。
教材の粘土は、使い込んだもの&新品のもの
子どもたちは先ず、新しい粘土のパッケージの上から指先で押してみたり、持ち上げてテーブルにドスンと落としてみたりします。500グラム! 音も重いです。
動作に合わせて、「固い」「柔らかい」「重い」「軽い」の言葉をこちらがつけていきます。
『今あなたに、言葉を教えようとしているんだよ』という意気込みが雰囲気を作り、それが子どもたちの集中力を誘うので、同じように言ってみようとするのを見るにつけ、
明るいって素敵、と
つくづく思います。
”やわらかい” の発音が難しかったのか、「かたい、ナイ?」などと言って、知っている言葉に寄せようとする発話への意欲が、前向きです。