どんぐり発達支援寒川を開設する前の家庭的保育室 子どもと扉で、初めて2歳の外国籍のお子さんを受け入れたとき、
4月入所の最初何日か、
その国の言葉で私たちが覚えたのは、「遊ぼう!」とか、「おしまいね」など
生活に関わるところの、私たちなりの発音しやすくて伝わる言葉に限られました。他にもいろいろ言ってはみたけれど、発音NGでなかなか伝わらず。タイミング良く留学帰りでポルトガル語が話せるひとにも保育に入ってもらい、一緒に遊んでとお願いもしました。
最初から日本語で、保育をしていたことが思い出されます。
2歳さんの語彙力と吸収力、開かれた意欲に助けられたのはもちろんですが、私たちがその時学んだのは、”せんせいたちもどうしても日本語でごめんねだけど、どうしても伝えたいよ”という気持ちの表し方、だったのだと思います。
そして現在、どんぐり発達支援寒川でも外国籍のお子さんが通所していますが、
どんぐりの方では更に
支援計画、記録やまとめなど、ご家族に書面で伝える内容が難しく、当初記述のしかたに悩みました。
寒川町子育て支援センター主催のワークショップで
他園の園長先生から「翻訳アプリを使っている」という内容をお聞きしたのが役立って
今、どんぐり発達支援寒川で提供している 『どんぐりファイル』月のまとめは、
日本語 ⇒ クメール語 の翻訳の間に1回英語を挟んでいます。もちろん翻訳アプリ頼みです。
日本語 ⇒ 英語 ⇒ クメール語に翻訳することで、自分たちの伝えたい内容がずれないかを確認しています。
寒川町保育課から、ちょうど良いご案内が来ましたので、シェアします。
公益財団法人かながわ国際交流財団 『保育園・幼稚園での外国につながる園児・保護者受け入れガイドブック』
かつての その2歳さんがすごく話せるようになった後も、割といつまでも「ニンジャにお散歩に行く」と言っては保育者の笑みを誘いご機嫌だったのも、今となっては懐かしい思い出です。
*ジンジャです
それと他の子も、
みんなニンニン混ざっちゃったのは 言うまでもありません。