お耳がしーんとなるくらい寒い土曜日
お部屋ではさみを使ってみます。
はさみを使うときは、かならずおいすに座ります。
さくーっと切れ目をいれたり べーっとまきこんだりを繰り返し、
紙を何度も持ち変えて、
先生が丸~く切り取るのも真剣に眺め、
「これは 〇ちゃんのクッキー」
「これは ママのね」
「じゃあね つぎはだれにあげる?」
「えっとー パパ」
「パパのはどれにする?」
「えっとー これ」
「いいねえ つぎ プレゼントはだあれ」
「じいじ」
「いいねえ ばあばもね どれにしよう」
子どもは落ち着いて、
保育中に家族のことを話すと、子どもはいつも落ち着いて、
ママやパパやじいじやばあば、
ねえねのことなんかを思います。
時には、お仕事に関連する本や絵本を図書館から借りてきて、
今どんなふうにお仕事しているのか、本を読んで想像を助けたりします。
それでも時々悲しくて泣いちゃう時には、連絡帳を一緒に読んだりします。
はさみ上手になりました。
ぐーぱーから始めたはさみの使い方。
大きくなりました。
お父さん お母さん
保育中には、こんなふうに家族を思ってます。
たぶんママやパパといるときより、だいぶんしっかり目です。
ままごとでおりょうりをふるまうときは、
すっかり働くひとのような顔で、忙し気にきびきびと、
アンパンマンやジュースを運んでくれます。
今日おうちに帰ったら、またたくさん、ほめてあげてくださいね。